研究会詳細

タイトル
第3回FGセンター研究会(2021年05月13日)
言語
日本語
詳細

「認知症に優しい環境デザイン ―英国の先進事例より学ぶ―」報告 
講師 株式会社メディヴァ 代表取締役 大石佳能子氏
株式会社メディヴァの代表取締役大石氏より、認知症の人々の生活の質を高めるための環境整備やサービス向上に関する先駆的な研究を行ってきた英国スターリング大学を中心とした研究者チームとの日英共同研究プロジェクト(Designing for Ageing and Dementia International Research Network)の活動状況が紹介された。
認知症と金融サービスに関して、日英両国において、認知症の人々の大部分はお金の管理に困難を感じている。ATMの操作盤が見えにくいといった物理的な障壁だけではなく、心理的、感情的な障壁に直面している点をご指摘された。英国の金融・保険機関は、すでに「人」「プロセス」「場所」の3 点から認知症の課題に取り組んでいる。この点、日本でも金融機関の接客空間において、「せかされず」落ち着いて行動できるような工夫、注意分散することのないわかりやすいデザインを採用するなどの、工夫が必要であることが議論された。(文責 佐野潤子)