日本は世界でも最も早く、そして厳しい超高齢社会を迎えました。高齢化、特に高齢者の寿命の伸長である長寿や、加齢による身体・認知機能の変化は社会経済に様々な影響を与えることが予想されます。
慶應義塾大学経済研究所ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センターは、経済学部・医学部精神神経科が主体となり、長寿・加齢が社会経済に与える影響を主たるテーマとして研究を進めます。
具体的には、1)長寿・加齢が社会経済にもたらす影響に関する経済学的医学的分析を行い、2)長寿・加齢と関連する他の研究領域分野との学際的な研究推進、国際的な研究協力をすすめ、3)長寿・加齢がもたらす社会経済問題への処方箋を開発・提言する、ことを目的とします。
さらに本センターは、その目的を達成するために、研究成果の発信・普及、研究資源・情報の共有と活用、内外の研究機関との連携協力、外部研究資金獲得等の活動を行います。