About the Research Center for Financial Gerontology

ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センターの概要

日本は世界でも最も早く、そして厳しい超高齢社会を迎えました。高齢化、特に高齢者の寿命の伸長である長寿や、加齢による身体・認知機能の変化は社会経済に様々な影響を与えることが予想されます。

慶應義塾大学経済研究所ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センターは、経済学部・医学部精神神経科が主体となり、長寿・加齢が社会経済に与える影響を主たるテーマとして研究を進めます。

具体的には、1)長寿・加齢が社会経済にもたらす影響に関する経済学的医学的分析を行い、2)長寿・加齢と関連する他の研究領域分野との学際的な研究推進、国際的な研究協力をすすめ、3)長寿・加齢がもたらす社会経済問題への処方箋を開発・提言する、ことを目的とします。

さらに本センターは、その目的を達成するために、研究成果の発信・普及、研究資源・情報の共有と活用、内外の研究機関との連携協力、外部研究資金獲得等の活動を行います。

センターの研究項目
  1. 加齢による身体・認知機能の変化が金融行動(貯蓄、資産選択、資産運用等)に与える影響
  2. 長寿や加齢が、マクロ経済に与える影響
  3. 長寿や加齢が公的年金・医療保険・介護保険等社会保障制度や財政に与える影響やその在り方
  4. 長寿社会における私的年金の役割
  5. 長寿社会における財産管理の在り方
  6. 医学的研究の蓄積を踏まえつつ加齢を補う新技術、新サービスにかかる医学的知見に基づく支援プログラム(講義)の開発等

Areas of Research

センターの主な機能

  1. 研究事業の推進
  2. 外部研究機関等との研究連携・協力
  3. 研究成果の発信・広報
  4. 研究成果普及のための研究会開催、講演会、コンファレンス、シンポジウム、講習会等の実施、あるいは共催、後援
  5. 慶應義塾大学内の研究者ネットワークの構築(学内関係者向け)
  6. 研究支援に資する情報の収集と提供

Managing Board

運営体制

準備中…

History

沿革

2016年6月1日
経済学部経済研究所内ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター発足
2016年10月17日
ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センターウェブサイト公開

Contact information

連絡先

ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター事務局

住所: 〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 (地図)

場所: 慶應義塾大学三田キャンパス 研究室棟

E-Mail: rcfg-office[at]adst.keio.ac.jp